【開催報告】2024年9月26日(木)イベント企画委員会 担当例会

概要

2024年9月26(木)、瀬戸内醸造所レストランmio にて、イベント企画委員会担当の9月例会を開催しました。
11月に開催される「三原まちゼミ」に向けた準備として、「瀬戸内醸造所」」と「谷本農園」のコラボ講座『大人女子向け!ワインとトマトの世界』を模擬まちゼミとして行い、参加者に『まちゼミ』の雰囲気を体験していただきました。
講座の良さや改善点について、さまざまな意見や感想が出され、それぞれが自分のまちゼミや事業に活きるアイデアについても考えてもらえたように思います。

日時・場所

日時:9月26 日(木)18:45~20:45
場所:瀬戸内醸造所レストランmio

趣旨

会長の挨拶では、「受講者として楽しみながら学ぶ視点」と「講座の改善点を客観的に分析する視点」の2つの視点を持って模擬講座を体験してほしいというお言葉をいただきました。
委員会としても、特に「瀬戸内醸造所の魅力」「谷本農園の魅力」「コラボ講座ならではの特徴」を考えていただけるよう、ワークシートを配布しました。参加者には、そのシートに自分の意見や感想を書きながら講座に参加していただきました。
また、この例会が『まちゼミの体験』のみで終わるのではなく、参加者が自分のまちゼミや事業にどのように活かすかを考えながら学びの時間を過ごしてほしい、という思いも伝えました 。

模擬まちゼミ『大人女子向け!ワインとトマトの世界』

  1. 挨拶・自己紹介
  2. 瀬戸内醸造所のワイン紹介
  3. 谷本農園のトマト紹介
  4. 一品目試食・テイスティング
  5. 解説・レシピ紹介
  6. 「トマトは品種で選べる!」
  7. 二品試食・テイスティング
  8. 「トマトは季節・産地で選ぶ!」
  9. 三品試食・テイスティング
  10. 「トマトは生産者で選ぶ!」
  11. 挨拶

講座後の意見・感想

コラボ講座の良さとして挙げられたのは、その流れのスムーズさでした。トマトの紹介中にワインが参加者の前に並べられ、試食の準備をしている間にトマトの選び方の話が進み、参加者を飽きさせない魅力的な構成になっておりました。
一方、改善点としては、講師がお互いの名前を呼んだり、褒め合ったりすることで、受講者が名前を覚えやすくなり、講師の魅力を引き出せるという意見も寄せられました。
他にも、以下のような長所と改善点が挙げられました。

長所

  • 参加型で楽しめるクイズ形式の説明
  • 各テーブルを巡る講師との近い距離感
    • 家庭にある食材で試したくなる提案
  • 要点がわかりやすい説明

改善点

  • 配布資料に講師の顔写真や地図を掲載
  • 自己紹介は店や会社の説明より、講師自身の紹介が良い
  • フリップなどを用意して参加者が顔を上げられるInstagram の写真撮影 OK を自由で案内し、拡散を限定
    • レシピの情報には転載禁止の注意書きを追加
  • 専門用語はとにかく噛み砕いて説明
  • 商品の購入を求めるのではなく、自店商品の良さをしっかりアピール

これらは今回のお二人に限らず、まちゼミ開催者がみな参考に出来る意見だと思います。

その他の意見

  • 献立の説明が最初にあると良い
  • 各席にワインボトルを置いて良い
  • ワインの特徴を記載したポップを用意
  • 名札やバッジをつけて名前を覚えてもらえる工夫
  • 服装の統一、または会場に合わせたおしゃれな演出
  • レシピのお土産は喜ばれる
  • 資料の今後に工夫があり、強調すべきポイントがあった
  • 美容効果につながる話題も良い
  • 組み合わせによる味の変化に感動があった
  • 講師の話し方魅力的で引き込まれた
    • それぞれの仕事への情熱があった

      飲食を伴う例会であったこともあり、例会後の懇親会も含め、参加者みんなから様々な意見が寄せられ、楽しみながらも充実した例会となったように思います。

まとめ

最後に、副会長から次のような中締めのご挨拶がありました。

「改めて『まちゼミ』の魅力を再認識する時間となりました。また『食』というテーマの説得力、『映える』の魅力を感じました。講師の二人が何度も打ち合わせを重ね、委員会で寄せられた様々な意見を参考に準備してくれたおかげで、非常に完成度の高い講座となりました。コラボ講座は準備に手間がかかる側面がありますが、二人が意見を出し合うことで、ひとりで考案するよりもより良い講座を準備できることを学びました。」

今回のコラボ講座のように、委員会で寄せられた多くのご意見を参考にすることで、まちゼミや各自の事業においてより良い企画を考案していただけたらと思います。

イベント企画委員会 委員長 西村大樹

「プロならでは」のトマト知識がスラスラ出てくる谷本会員。さすがです。

こちらも滑らかな説明の寿浦会員。二人とも何を質問しても答えてくれそうな感じでした。

寿浦会員が配膳時には、谷本会員の講義タイム。

飲み会ではありません。まちゼミの講義中です。

本番を想定した本格トマト料理が並べられました。

トマト料理3種×ワイン3種。
参加会員はトマトとワインを頂きながらも、本番に向けて、GOODポイント・改善点など気づきをメモすることを忘れておりませんでした。

終了後は寿浦会員の本当に美味しい料理と共に懇親会を開催しました。
オブザーバー参加のお二人もありがとうございました。

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