【開催報告】第二回イベント企画委員会『コラボまちゼミ:受講者を惹きつけリピートに繋げるために』

開催日時・会場

2024年8月22日(木) 三原商工会議所 2 階 中会議室

参加者

住田、吉永、平岡、西村、平林、谷本、寿浦、末本、中野、中本、大場、森野、倉本(敬称略)

前回同様、谷本農園と瀬戸内醸造所の「コラボまちゼミ」の事例を基に、ターゲット層の受講促進とリピーターの獲得に向けた具体的なアイデアを議論しました。

ターゲット層を惹きつける方法

30 代・40 代の女性でワイン初心者をターゲットに、どのような広告や宣伝が効果的かを探りました。どのようなメッセージやビジュアルが彼女たちの興味を引き、講座への参加を促すかを議論しました。

受講者のリピート促進策

一度参加した方に再度参加してもらうための工夫や商品購入に繋げるための方法を考えました。具体的には、講座後の特典やフォローアップ、参加者に提供する価値をどのように高めるかを議論しました。

主にこの二つのテーマについて議論しました。また YEG メンバーの年齢層と、このコラボ講座のターゲット層がほぼ重なることを活かして、参加者を 30 代グループと 40 代グループに分け、それぞれのターゲット層に合わせたアイデアを議論しました。各テーマごとにグループでのディスカッション結果を発表し、全体で意見交換を行いました。

このアプローチにより、参加者は自身の年代に即した具体的な視点から議論を深めることができ、実践的なアイデアが引き出されました。実際の経験に基づいた具体的な意見が共有され、議論がより深まる結果となりました。参加者からもこの方法は好評でした。

ディスカッション①「ターゲット層に受講してもらうためには?」

【広告・宣伝方法】

  • 折り込みチラシよりも SNS(Instagram)の活用が重要。
  • 一ヶ月前から Instagram を 2 日 1 回程度の頻度で更新。講座内容をイメージさせる動画や写真を掲載。
  • 広告チラシには、受講者の凄さが伝わるような写真(例:コンテスト受賞の賞状や商品であるトマトを手に持った写真)を使用。

【広告チラシや Instagram 投稿に使用するべきワード】

「大人女子向け」、「女子会」、「初心者向け」、「軽いワイン」、「飲み比べ」、「トマトの健康」、「ペアリング」、「ワイン選びが楽しくなる」、「限定」、「本当は教えたくない」、「コラボ限定」、「プロ同士の組み合わせ」

【コラボまちゼミのタイトル案】

  • 「女子会が楽しくなる!ワイン&トマトレシピ」
  • 「大人女子向けトマトと楽しむワインの世界」

ディスカッション②「再来店・商品購入に繋げる工夫」

【講座中の工夫】

  • 「農園の地図・時間・販売店リスト」を配布。
  • 「名刺サイズのカード」に地図や販売店リスト・品種情報を掲載。
  • Instagram の QR コードを記載した用紙を作成し、講座中のテーブルに設置。

【講座後のオプション食事会(事前申し込み制)での工夫】

– おつまみ程度の料理とオプションの食事との違いでシェフの調理技術を PR。

  • トマトのつかみ取りや数量当てなどのゲームを余興として行い、楽しみながらトマトの見分け方を伝える。

【後日行うべき工夫】

  • 講座後にクリスマスイベントやコラボ商品(お歳暮用など)の情報を提供。
  • DM はがきを受講者に送付(SNS を通じての DM は避ける)。
  • 「増量チケット」や次のゼミの特別招待チケットを配布。
  • おつまみレシピの「動画」を提供。
  • 2 店舗限定のスタンプラリーを実施し、両店舗に再訪した方に特別商品を提供。

参加者からは、「ショート動画の作成を頑張ってみようと思った」といった自身のまちゼミへの応用を考えた声や、「次回は自分ももっと深い意見や質問ができるようになりたい」といったディスカッション能力向上への意欲、さらには「予想外の視点からの意見や発想が学びになった」といった新しい発想・意見からの刺激を受けた感想が寄せられました。

今回の委員会で出たアイデアが、参加者自身のまちゼミの講座に活かされたり、それぞれの事業で発想を応用することで、学びを「もっと実感」して頂けることを期待しています。

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